「心臓が口から飛び出そう」「やばい、出たくない」——発表会の舞台袖では、毎回誰かがこう言っています。
でも不思議なことに、みんな笑いながら言っています。
こんにちは。仙台のダンススクールBOOM代表のTAROです。発表会「BOOM WOP」を5回主催してきて、舞台袖から何度も子どもたちを送り出してきました。この記事では、初めての発表会を控えた(あるいは出るかどうか迷っている)親御さんに向けて、舞台袖と客席から見えてるリアルを書きます。
「出たくない」は、心配しなくていい
本番前に「怖い」「出たくない」と言い出す——親御さんが一番心配するのはここだと思います。
先に事実を言うと、5回の発表会で、舞台袖で泣いて出られなかった子は一人もいません。「出たくない」「心臓が口から飛び出そう」は毎回聞きますが、みんな笑いながら言っています。あれは本気の拒否ではなく、楽しみの裏返しの、いい緊張です。
そして終わった後は、全員が爽快感あふれる顔で舞台袖に帰ってきます。お決まりのセリフは「もう一回やりたい」。「来週も発表会ないかな」と言い出す子までいます。本番前の「出たくない」と、終わった後の「もう一回」はセットなんです。
発表会の前後で、子どもは本当に変わります
発表会を経験した子には、はっきりした変化があります。おそらく「自分にもできた」という自信です。
- レッスンでほとんど喋らなかった子が、よく喋るようになる
- 親に連れられてイヤイヤ通っていた子が、「もっとやりたい」と難しいクラスに挑戦し始める
- 誰に言われなくても、家で練習するようになる
親の手を借りずにステージに立って、仲間と一緒に堂々と踊り切る。それは子どもにとってもですが、親御さんにとっても非日常です。ちなみに客席では、たいてい親の方が緊張しています。「うちの子、本当にできるのかな」って。終演後にいちばん多くいただく感想は「感動しました」です。
正直に言うと、変わるのは子どもだけではありません
これは何度も見てきた光景ですが、子どもが生き生きと踊る姿、変わっていく姿を目の当たりにして、親御さんの方が変わっていくことがあります。表情が硬かった方の笑顔が増えたり、お子さんにかける言葉がぐっとポジティブになったり。変化は親子単位で起きるんです。ダンスの力は計り知れないな、と思う瞬間です。
出る・出ないは選べます(うちの場合)
BOOMでは発表会への出演は任意です。出ない年は、客席から観るだけでもちろん大丈夫。舞台を観て、本人が「出たい」と言い出した時が、その子の出どきです。家族で出演する場合は、参加費の家族割もあります。
初めての発表会、親が確認しておくことリスト
発表会の形は教室によってさまざまです。この5つを先に確認しておくと、あとで慌てません。
- 参加は任意か、実質必須か
- 参加費と衣装代の目安
- 練習スケジュール(通常レッスンとは別にリハーサルがあるか)
- 当日の集合時間と、子どもの引き渡しの流れ
- 客席からの撮影ルール
よくある質問
本番で振りを忘れたり、間違えたりしませんか?
間違えても大丈夫です。私が大事だと思っているのは、間違えたかどうかではなく、思いっきり踊ろうとしているかどうか。間違えたとしても、思いっきり踊ろうとしているなら全然大丈夫。結果よりも、そこまでのプロセスの方がずっと重要だと思っています。ちなみに多少の間違いは、客席からはほとんど分かりません。
泣いて出られなかったらどうしよう……
5回主催してきて、そういう子は一人もいませんでした。心配し始めたら、この記事の最初の話を思い出してください。「出たくない」は笑いながら言うものです。
親は何をすればいいですか?
当日は送り出して、客席で観る。それだけで大丈夫です。あとは終わった後に、たくさん褒めてあげてください。本人にとって、それが次の燃料になります。
まとめ: 発表会は「上手に踊る場」ではありません
- 「出たくない」はいい緊張。泣いて出られなかった子は5回でゼロです
- 発表会の前後で、子どもは目に見えて変わります。変わるのは親子単位のことも
- 出る・出ないは選べる教室を。確認リスト5つを入会前・参加前にどうぞ
発表会は、上手に踊るための場ではなく、「自分にもできた」を持ち帰る場です。その視点で見ると、親の緊張も少しだけ楽になるはずです。
最後に少しだけ、うちの話
私たちBOOMは、仙台市内・長町・多賀城・七ヶ浜で活動するストリートダンススクールです。発表会への出演は任意、まずは体験レッスン(無料)からどうぞ。体験だけで帰ってOKです。
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